NPO法人 日本似顔絵アーティスト協会

エジプトの似顔絵文化イベントに参加しました。


皆さま、こんにちは。

代表理事の田畑です。
7月の初旬、エジプト・カイロで開催される似顔絵文化イベントに招かれ、参加してきましたのでご報告します。

エジプト・カリカチュア協会とエジプト文化省(日本でいう文科省)が共催する「The 6th International Cartoon Gathering Cairo 2019」という文化イベントへ参加してきました。

毎年世界中から多くのアーティストとカリカチュアの作品が集まり、メディアも入って盛大に開催されているようです。

イベント初日のテープカット

 

 

今回の目的は、【講演】と【ワークショップ】、そして【展覧会】です。

講演では、スライドを使って、日本の似顔絵の特徴やの似顔絵作品例、そしてもちろん当協会の活動なども紹介しました。

 

ワークショップでは、シンプルなパーツを組み合わせて描くスタイルの似顔絵を教えました。日本のアニメーターを志す人が多く、とても熱意を感じました!

そして、展覧会。
以前、当協会で作品を募集しエジプトへ送ったので、それをしっかりと見届けなければと。。。

会員の皆さまの作品、しっかり展示されていました!自分の作品がエジプトの歴史ある建物で行われた展覧会に展示されるのは、とても嬉しいですね!

作品展に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

ちゃんと額装されて、展示されてました!

 

オープン初日の様子。

カリカチュアの展覧会ということで、どちらかというと「風刺漫画」に重きを置いた作品がメインでしたね。エジプト市内の各地で、続々と展覧会のオープニングイベントが行われ、メディアも多くつめかけてとても賑わっていました。

エジプトでは、カリカチュア(似顔絵、戯画、風刺画の総称?)は、れっきとしたアートであり、文化事業なのです。

自分達の協会で、これをやられるのか?!と思うと、気が遠くなりますが、
実際に実現しているのを目の当たりにし、指揮をとっている方々と話し、多くのことを学ぶことができました。

イベントの合間に、ピラミッドをはじめ、色々な観光スポットへ連れて行って頂きました。
エジプトの人々の印象は正直、険しい顔という印象がありましたが…中に入ってしまうと、全然違う顔が見られました。皆さん、ものすごく優しかったです。
食事もインド料理に通ずるものがあり、とても美味しかったです。

当協会ではこれまで、何度か国際大会を開催してきました。
国際交流の重要さや素晴らしさは、身をもって知っています。
勉強もできるし、友達もできる。
『世界各国に1人友達がいれば、戦争はなくなる』と、本気で信じています。
協会は、文化事業を行い、国際交流ができる、貴重な場所だということをあらためて実感しました。

ショクレン(ありがとう)!

 

こちらから、イベントの様子が見られます。

■WEBニュース
https://www.wataninet.com/2019/07/نجيب-محفوظ-بريشة-345-فنانًا-من-دول-العالم/

■YouTube(動画)https://www.youtube.com/watch?v=CHW6SyituXg